摂食障害の危険度チェック

摂食障害の危険度を生活習慣の点からチェックする

そもそも摂食障害とは何か。簡単に説明すると、まず2種類に分けられる。
拒食症…食事を極端に摂らない状態
過食症…極端に大量に食事を摂る状態。食後は自ら嘔吐する場合が多い。
しかしながら、誰にでも食欲不振や食べ過ぎは日常的に起こりうることである。摂食障害とは、単に食事の量によって引き起こされるものではない。以下では、摂食障害の危険性を秘めた生活習慣をポイントに解説する。継続的にこのような症状がないか、チェックしてほしい。

体重数値への異常なこだわり

体重計に乗り、何キロ減ったか増えたか、と一喜一憂する人は多いかもしれない。ただ、それが何グラム単位、毎日、毎食ごと…と細かい単位、スパンで気になり始めたら。
自分の理想の体重に近づくために、食事の量を減らしたり、あるいは食べるのをやめたり、エスカレートすると、身長に対しての標準体重を大幅に下回ってもなお、自分が太っていると思い込んでしまう。筋力低下、低血圧、栄養不足等、様々な健康被害をもたらす。女性の場合、過度な食事制限によって月経が止まってしまうことも多い。月経が不安定な人は注意してほしい。

ストレスを感じるとたくさん食べてしまう

普段は特にたくさん食べるというわけではないが、ストレスなど、何かをきっかけに大量に食べてしまう。経験したことがある人は少なくないだろう。しかしこれが蔓延的なものになると危険。突発的に大量摂取してしまう人は、気持ちが落ち着いてから自分の行為に罪悪感を抱き、意図的に嘔吐したり、下剤を飲んだりする場合もある。これは過食症に該当する。嘔吐することで脱水症状、甲状腺異常、胃液により歯のエナメル質が溶けるなど、健康被害は大きいが、拒食症に比べて容姿に大きな変化がないため、周囲の人間も異常に気づけないことが多い。

自己肯定感が低い

世間よりも自分が劣っていると思い込んでしまう。容姿に限らず、体重をコントロールできないというもどかしさ、精神面も摂食障害の引き金となる。他人にいくら「太っていないよ」「大丈夫だよ」と言われてもその言葉に不信感を覚えてしまう。過食しても、嘔吐することで体重を自己管理できているという誤った達成感を抱いてしまう。私生活においての自己肯定感の低さや、完璧主義が食事面にも繋がる傾向が顕著にある。

摂食障害によって引き起こされること

前述した通り、拒食症においては、筋力低下、低血圧、栄養不足、月経異常等。過食症においては、脱水、甲状腺異常の原因、歯のエナメル質溶解等。他にも様々な健康被害が想定される。二つの摂食障害に共通していえることは、健康面だけではなく、心の病気も併発してしまっているということだ。むしろ主因は精神面であり、摂食障害は精神障害といわれている。
さいごに
こまでをすべて読んでも、拒食症・過食症が進行している人は、自分のことだとは思わないだろう。そのくらい自分、(または悪意ある他人)による洗脳が進んでしまっている。ここでまずは落ち着いて、標準体重の基準を振り返ってほしい。
下記は、あくまで参考程度だが、一般的に健康だとされている標準体重の計算式。

身長[m] ×身長[m] × 22
身長 [cm] × 身長 [cm] × 22 ÷ 10000

(例)1m60cmの人は、「1.60 × 1.60 × 22 = 56.32」となり、
小数点第二位で四捨五入すると「56.3kg」 が標準体重ということになる。

健康的なダイエット・食事制限・運動は推奨されるものだが、誰かが設定した〇〇㎏(例えば芸能人と同じ体重)を目指す必要はない。
拒食症・過食症は少なからず体に異常が出てくる。まずは“摂食障害”という言葉に縛られず、体に異常がある場合、病院や、信頼できる専門家に相談してはいかが?

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