代り映え?日本茶を紹介します

今回はあまりきいたことのないような言葉の日本茶を紹介します。

濃厚な味わいで目覚めの一杯におすすめの芽茶

エキスが濃縮された強い味わいが特徴の芽茶は、粉茶などと同様に煎茶や玉露を製造する過程で選別された出物と呼ばれる茶葉の一種です。

芽茶の特徴

丸い粒上の形状は水分保有量が多く柔らかいため乾燥過程でちぎれて丸まってしまうからです。これから成長する芽の部分のため養分が多く味わいも濃厚。3から4煎程度で旨味ができてしまう煎茶と違ってちゃばが開ききるまで何度も楽しめるのも特徴です。
ただし熱湯で淹れたり蒸らし時間が長すぎると、濃くなりすぎるので要注意です。
芽茶の最大の特徴はくるんと丸まった茶葉の形状でよく丸まっているものほど上質で旨味が濃厚だとされています茶葉の色は鮮やかな深緑です。
美味しいお茶の入れ方はあらかじめ温めておいた急須に茶葉を入れ湯のみも温めておく、次に熱湯を湯冷ましにとって適温まで冷ましたお湯を注ぐ蓋をして30分ほど蒸らす、そして茶碗に少しずつ回し注ぎ最後の一滴が茶碗に落ちるまでしっかりと注ぎきりましょう。

茎のお茶、茎茶とは

くき茶は高級品はかりがね茶として有名です。茎の部分を選り分け清涼感のある味わいになっています。文字通り茶葉の茎の部分を集めたもので棒茶とも呼ばれます。かつては手作業だったが現在は CCD カメラで茎の部分のみを瞬時にチェックして選り分けられています。通常、出物と呼ばれる種類の茶葉は低価格帯ですが、高級な煎茶や玉露から取れた茎茶はかりがねと呼ばれ珍重されています。

おいしいかりがね茶の淹れ方

雁ヶ音茶は玉露のようにぬるめのお湯で時間をかけて抽出するのがおすすめです。
茎茶の香りは青臭いとも捉えられがちですが清涼感のある味わいは格別、またアミノ酸が多く含まれておりふくよかな甘みを感じます。
茎茶の茶葉の形状は、見た目もつんつんと特徴的で白っぽかったりわらのようなものもあります。
昔からよく茶柱が立つと言われますがこの茶柱が立つの茶柱はくき茶の茎のことを言われています。茎茶の入れ方の特徴はあらかじめ温めておいた急須に麦茶を入れて湯のみも温め湯冷ましをしてしてお湯を注いで、お出しする茶碗全てに均等に少しずつ回し注ぎ同じ濃さになるように入れるのが上手な入れ方です。

番茶とは

次は番茶を紹介します。
茶葉を摘み取る時間が遅い晚茶が由来し番茶という名前がつきました。
食昼食後に最適な渋みのある味わいです。
番茶には様々な定義がありますが一般的には新芽を摘み取った後に伸びてきた芽です。
元々は摘み取り時期が遅いことから晚茶と表記されていました。
製法は煎茶とほとんど変わらないが大きな葉をそのまま製茶する京番茶や、葉と茎を煮出しするタイプの足助番茶、秋に鎌で刈り取った茶葉を軒先に吊るしただけの陰干し番茶などユニークな番茶もあります茶葉にはタンニンが多くやや渋みの強い味わいが特徴的です。

番茶の美味しいいれ方

ばんちゃの美味しい入れ方は85°から100°の熱湯を注ぎ蓋をして少しの間蒸らして、15から30秒ほど蒸らした後、均等に回し注ぎ、そして最後の一滴まで注ぎきるのが美味しい入れ方です。茶葉の形状は深い緑色で大きめの葉から茎に近い硬い部分でさらには古い葉までミックスされていることが多いです。

ほうじ茶

次はよく一般に飲まれているほうじ茶をご紹介します。
料理を選ばず温冷の両方で美味しいほうじ茶は、癖のない味で刺激も少ないお茶です。煎茶や茎茶番茶などを高温で焙煎し一気に水分を飛ばして作るほうじ茶は重量が軽いぶん見た目の量は煎茶の2倍が目安です湯を注いだ時の香ばしい香りが特徴です。
高温でいることで茶葉に含まれるカフェインが破壊され渋み成分のタンニンも消えるため、胃腸への刺激が少なくなり赤ちゃんからお年寄りまで幅広く飲めて、くせのない味は食事とも相性が良いお茶です。

ほうじ茶のいれかた

ほうじ茶の入れ方は番茶と同じくきゅうすに約90°から100°の熱湯を注いで高温で30秒ほど蒸らしあまり長時間抽出しないように注意をすることが大切です。
また他のお茶と同様最後の一滴までしっかりと注ぎきることも重要です。
焙煎度合いによってほうじ茶の色は様々ですが製茶後に高温で焙煎するため、茶葉の色は茶褐色です、葉っぱだけのほうじ茶もあれば、茎だけの焙じ茶もあります。
また葉っぱや茎それぞれが混ざっているほうじ茶もあり、高級なほうじ茶になるほど色は薄く安価なほうじ茶になるほど茶褐色の色は濃くなるのが目安です。

玄米茶

次は大衆に好まれる玄米茶をご紹介したいと思いますたっぷり飲む普段使いのお茶に最適な玄米茶は独自の香ばしさで女性を中心に人気が強いお茶です。
最近は深蒸し茶やほうじ茶を用いているものの抹茶を混ぜているものなど様々なタイプの玄米茶があります。
一般的には番茶と、炒った玄米を一対一で合わせたものを指します。
グレードは番茶同様に低いとされておりどちらかというと日常で飲むお茶です。

玄米茶のいれかた

他のお茶と比べて使用する茶葉の分量が少なくさらに火入れによりカフェインが少ないため体への刺激も控えめです独自の香ばしさと奥深い味わいは女性を中心に人気が高く熱湯で淹れる以外に氷を入れて冷やして飲むのもおススメのお茶です。
入れ方も番茶やほうじ茶と同様、熱湯で淹れるのが一番良い入れ方です。
日本茶の中でも最も彩り豊かな玄米茶は茶葉と炒られた玄米がバランスよく入っているのが基本で独自の香ばしさは玄米から生まれますちなみに白いものは花玄米で飾りの役割です。

釜炒り茶

次は中国緑茶と製法が同じ釜入り茶(かまいり茶)をご紹介したいと思います。
のどごしが良く伝統的な製法で作られる釜炒り茶は煎茶のように摘み取り後に蒸すのではなく生の茶葉をお釜で丹念に揉みながら乾燥させる中国から伝わった伝統的な製法でお茶の歴史では煎茶の先輩です。
幕末の開国より輸出品として脚光を浴びた煎茶に押され徐々に衰退してしまいましたが現在は佐賀県嬉野を始め生産の大半が九州地方に限られています。
他のお茶と比べると群を抜いて香りが高く釜茶と呼ばれるのどごしの良い爽やかな味わいは釜炒り製ならではの味わいです。
よじれた球型の外見から、ぐり茶とも呼ばれています。

釜炒り茶のいれかた

釜炒り茶の入れ方も熱湯で OK むらなく最後の一滴まで注ぎきり淹れてください。茶葉 の色は煎茶よりも明るい緑色煎茶のように形を整えていないためそれぞれが大きくカールしていて中国茶にもよく見られがちです。

珍しい言葉の日本茶まとめ

以上で日本茶の種類をご紹介させていただきました。
このように茶の木には様々な部位があり様々な製法でそれぞれの特徴を活かした甘みを楽しめるような、それぞれの飲み方があります。世界でも唯一の生茶を飲む日本は繊細な茶葉の特徴を活かして、その味わいや味わい方を追求した茶道と呼ばれる文化が唯一ある国が日本だと思います。お茶を飲む側の方だけではなくお茶を入れる側の方の作法やおもてなしの心までもが日本茶の魅力の一つなのです。

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