カフェインは結局体にいいのか悪いのか?

カフェインのメリットとデメリット

コーヒー、紅茶、お茶…日頃から摂取しているカフェイン。一息つく時、カフェインの入った飲み物が欲しくなることも多い。しかし、子どもや妊婦はカフェインを摂取しない方がいいといったような、体に悪い“説”もある。結局、カフェインは体にいいのか悪いのか?メリットとデメリットを解説する。

カフェインのメリット

1覚醒作用
一般的に眠気覚まし、集中力向上のためにカフェイン、特にコーヒーを飲むことが多い。このメカニズムは、カフェインには全身、そして脳を活性化させる効果があるからである。
2アンチエイジング効果
身体や脳の老化の原因は活性酸素といわれている。金属が酸素によって錆びることをイメージすればわかりやすいかもしれない。カフェインには抗酸化物質が豊富に含まれており、アンチエイジング効果をもたらすと期待できる。これはがん予防にも繋がる。
3鎮痛作用
あまり知られていないが、カフェインにはアデノシン(痛みの原因)を抑える効果がある。実際、頭痛薬などの薬にもカフェインが含まれていることが多い。

その他メリット:利尿作用、強心作用、ダイエット効果

カフェインのデメリット

1依存性
「コーヒー飲みたい」と定期的にふと思うことがある人も多いだろう。カフェインには、たばこやお酒と同じように、軽い依存性がある。後述に詳しく解説するが、カフェインにも一定の摂取量の目安があるため、それを超えると健康被害を及ぼしかねない。
2消化器症状の異常
カフェインには胃酸を分泌させる作用があるため、飲み方によっては、胃潰瘍・胃炎・下痢をひきおこす危険性がある。空腹時にカフェインを摂取するときは量に注意。
3胎児への悪影響
前述した通り、妊婦はカフェインを摂取しない方がよいという“説”。これには科学的な根拠がある。胎児はカフェインを分解・排出する機能を持たないからである。妊娠中にカフェインの多く含まれるコーヒーを飲むのはハイリスク・ハイリターンだ。

その他デメリット:不眠症の一因、利尿作用

カフェインの1日の摂取目安

ではカフェインの1日の摂取量目安は?
カフェインの摂取量は1日に400㎎までが健康的とされている。
これはコーヒーに加算すると、コーヒー1杯に含まれるカフェインが約80㎎~100㎎なので、1日4杯ほどまでが健康的ということになる。お茶は、中でもカフェインが多く含まれる緑茶は1杯20㎎ほど。
カフェインの摂りすぎによって引き起こされるのは、胃酸分泌作用による消化器の異常、他にも覚醒作用・強心作用による頭痛・めまいなどがあげられる。1日の摂取量を正しく守ることが大切だ。
流行りのエナジードリンクにはたっぷりカフェインも入っているので飲みすぎは注意です。

さいごに

ここまで解説して気づかれた方もいるだろう。メリットはデメリットの裏返し、デメリットはメリットの裏返しであるということに。メリット作用のみを得るためには、やはり摂取量を守ること、これが一番大切である。特に含有量が多い上に、依存性のあるコーヒーには注意。最近ではコンビニ・スーパー、全国チェーンのコーヒーショップ等で、デカフェ(カフェインの含まれていない)コーヒーや、お茶が簡単に手に入る。カフェインが含まれている飲み物独特の風味を味わいたいが、摂取量も気になる、という方はデカフェ飲料がおすすめ。小児はもちろんのこと、体質によってカフェインの分解能力が低いこともある。平均摂取量目安に関わらず、自分の体にあったカフェインとの付き合いが必要だ。

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