おいしいお茶の入れ方教えます

日本茶には様々な種類があり、そしてそれぞれに適した美味しい入れ方があります。
それをひとつづつ老舗茶舗店がご紹介致します。

初心者必見。美味しい日本茶のいれかた

玉露の特徴

ぎょくろと呼びます。特殊な焙煎方法によるまろやかな味わいで京都府宇治を筆頭に福岡県八女屋静岡県岡部などで生産されるのが玉露です。とろりとした口当たりや玉露独自のコクのある甘みは特徴的な焙煎方法による収穫前の約20日間は全体にわらやむしろなどで覆いを被せ直射日光を遮り栽培します。
これにより渋みの元であるカテキンが減少し、旨味成分のテアニンなどのアミノ酸が増加。こうして独自の味が生まれるわけです。
玉露の茶は針のように細長く、市場では深い緑色をした茶葉は煎茶よりもやや大きめで一本一本が細長くよじれており針のようにピンとしているのが特徴です。

玉露のおいしい入れ方

  1. 玉露を美味しく入れる際のコツは一言でじっくり待つこと。
  2. 一度お湯を入れて温めておいた急須に茶葉を適量入れる。
  3. 人肌温度約40°から50°に冷ましたお湯を注ぐ
  4. 3分じっくり蒸らす
  5. お湯に浸かった茶葉が上に上がってきたら飲み時
  6. 最後の一滴まで絞り切ってしっかり注ぐ

これが玉露の美味しい入れ方です。
次にお煎茶を紹介します。

煎茶の特徴

日本茶を代表するお茶です。煎茶は日本茶生産量の約8割を占め、爽やかな香りや程よい渋み苦味の中にほのかに甘みを持ち合わせており家庭でも広く飲まれています。
バランスの取れた飽きのこない味わいで、古くから様々な地域で愛されているがシャワーを持つことで発酵を止める製法は世界では非常に珍しくて、日本人の繊細な技術と探究心が煎茶を生み出したとも言えます。
煎茶はツヤのある濃い緑色で爽やかな深い緑の茶は一本一本がピンと張っています。 茶葉がよじれているのが美味しい煎茶の証。その中でも八十八夜摘みたての新茶は更に鮮やかな緑色になっています。

煎茶のおいしい入れ方

煎茶の入れ方は玉露と同様です。
渋みや苦味を楽しみたければ高温で旨みや甘みを楽しみたければ低温で入れるのがおいしい入れ方のコツ

  1. 煎茶を美味しく入れる際のコツは一言でじっくり待つこと。
  2. 一度お湯を入れて温めておいた急須に茶葉を適量入れる。
  3. 人肌温度約40°から50°に冷ましたお湯を注ぐ
  4. 3分じっくり蒸らす
  5. お湯に浸かった茶葉が上に上がってきたら飲み時
  6. 最後の一滴まで絞り切ってしっかり注ぐ

次は少しマニアックな名前のお茶
かぶせ茶。
これは実は玉露にも劣らぬ美味しいお茶です。

かぶせ茶の特徴

かぶせ茶は玉露と煎茶の美味しさを併せ持つ茶葉でつくられます。
玉露や抹茶と同様摘む前に茶畑に覆いを被せ直射日光を当てずに栽培します。
かぶせ茶は生産量日本一を誇る三重県の伊勢茶が有名です。
伊勢茶と言えば聞いたことはありませんか?
茶葉に覆いをかぶせておく期間は玉露よりも一週間ほど短くこれによって玉露のようにまろやかな甘みと煎茶ならではのすっきりした風味を併せ持つ味となります。
かぶせ茶は明るく爽やかな緑色でよくしまってツヤがあるが煎茶よりやや太めで玉露と煎茶の中間のような見た目です。
上質なかぶせ茶は玉露にも劣らない美味しさがあります。

かぶせ茶のおいしい入れ方

かぶせ茶の濃厚な甘みを楽しみたければ冷たいお湯で。
渋みや苦みを楽しみたいなら熱めのお湯で入れるといいでしょう。
かぶせ茶は玉露のようにじっくり入れても煎茶のようにサッと入れても美味しくてそれぞれに奥深い味わいが楽しめるので両方の入れ方で楽しむと良いと思います。
次は抹茶の紹介です。
抹茶という言葉はほとんどの方が知っているでしょう。
この説明を知ると、日本の歴史を感じるかもしれません。
すばらしいお茶です。

抹茶の特徴

抹茶は茶葉の味わいをぎゅっと凝縮したお茶です。
茶葉の栽培方法は玉露とほぼ同じで茶畑に覆いをかぶせ、直射日光を遮った環境で育てた茶葉を収穫後に蒸して揉まずに乾燥させます。
この段階の茶葉をてん茶といいます。
このてん茶を石臼で粉末状に仕上げたのがお抹茶なんです。
他のお茶と比べて工程がひとつ多いですよね。
石臼でさらに粉末にしているんですね。
機械で粉末にするのではなく、石臼で石と石のすり合わせるからこそ茶葉の味や風味を損なわない粉末状の抹茶になります。
この工程は現代社会ではお茶も大手メーカーは機械で製造しますからお茶屋さんお茶とは全く味と風味が違うわけです。
手作業で製造する抹茶はペットボトルの飲料と比べてまったく別モノです。
抹茶は茶葉を丸ごと使用しているので、甘みやカテキンなど体に良い成分が凝縮されています。
強い苦味の中に感じるまろやかでやさしい甘みがあります。
お抹茶は鮮やかなほど上級品と言われ、色はまさに日本の伝統色と呼ばれる抹茶色です。

抹茶のおいしい入れ方

抹茶の飲み方はお濃茶や、お薄で、お茶席などで飲まれています。
抹茶は泡を立てずに飲むと、濃いことから渋みや苦みがあります。
美味しいお抹茶の入れ方のポイントは泡を立てること
泡立てることで渋みと苦みを和らげて柔らかな甘みが際立ちます。

  1. 茶葉の甘みを際立たせるために斜線を握ったら力を入れずに一気に立てるのがポイント
  2. 泡立てた泡は最後に細くするのもポイント

次に粉茶を紹介します。
粉茶はわかりやすく身近なもので例えるならお寿司屋さんのあがりでおなじみのお茶です。

粉茶の特徴

粉茶は急須を使わず茶こしでネットが上から下に降りるまでの瞬間にさっと濃いお茶が出ます。そのため粉茶は早く入れられることからお寿司屋さんで使われるようになりました。また生ものを提供するお寿司屋さんでは高温の粉茶を入れて殺菌効果を高めることを目的にもしています。お茶を食中毒や食あたりを防ぐためにも粉茶はお寿司屋さんで古くから飲まれているんです。
多くの寿司屋で出される粉茶は煎茶を製造する工程で生じた茶番や茎のかけらを集めたもので、早く入れられる上にすぐに濃厚な味わいが楽しめることが最大の魅力です。
粉茶は製造過程中に、様々な茶葉の中からふるいにかけられた粉茶があるため大きさもバラバラで、葉っぱや茎、様々な茶葉から粉茶が出来上がるため味も形も異なります。
お茶屋の腕の見せ所でしょう。

粉茶のおいしい入れ方

入れ方はすごくシンプルで簡単。
こな茶の入れ方は、熱湯で淹れれるため急須または茶漉しで入れるのがベスト。
お湯を入れた後10秒から20秒ほどでさっと相手に出すのがポイントです。
最後に深蒸し茶のご紹介です。

深蒸し茶の特徴

誰にでも入れやすいお茶です。
煎茶の一種ですが製造過程で蒸す時間を特に長く費やして作られるお茶です。
深蒸し茶は蒸す時間を長くすることで茶葉が柔らかくなります。
お茶を淹れる際、味や色が良く出やすくなることが一番の特徴です。
個人的には一番日本人が美味しいと感じるお茶ではないかなと思います。

深蒸し茶のおいしい入れ方

ふかむし茶はとにかく入れやすいお茶になっています。
誰でも美味しいお茶をいれることができます。
蒸らす時間も短くて問題ありません。

誰が入れても美味しく入れれる深蒸し茶は幅広い方々に好まれています。

さいごに

今日は玉露。煎茶。かぶせ茶。お抹茶。粉茶。深蒸し茶。
以上の、日本茶をご紹介しました。
一言で日本茶といっても様々な分野お茶があります。
それによって入れ方も異なってきます。
日本茶を楽しむということは本当に奥深い楽しみなのです。
是非、一人でも多くの人に、
日本茶の本当の美味しさを
知って頂ければ、幸いです。

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